ごあいさつ

教え諭し、次へ繋ぐ

(公財)香川県教育弘済会 理事長 吉田 稔

 令和8年度の本会理事長に就任しました香川県高等学校長協会会長の吉田と申します。責任を全うすべく尽力いたしますので、ご支援ご協力のほどお願い申し上げます。
 さて、ご存知の通り、学校における職名には幾つか種類があります。学校種によって配置が異なり、例えば「実習助手」は、高校や特別支援学校に配置されていますが、小・中学校にはありません。一方で「教諭」は、すべての学校種に配置されています。この「教諭」という漢字を分解すると、「教え」「諭す」となります。私たちは授業を通じて知識や技能を「教え」、人としての道理を「諭(さと)す」役割を担っています。しかし、単に言い聞かせるだけでなく、子どもたちが自ら気づき、考えられるよう導くことこそが、教師の重要な役割ではないでしょうか。
 小学校から特別支援学校まで、発達段階に応じて教える内容や指導方法は異なりますが、共通しているのは「物事の道理がわかるよう、児童・生徒に説き聞かせる」という姿勢です。だからこそ教諭は、すべての学校において欠かせない存在として大切な役割を担っているのです。教師とは、児童・生徒の成長を心から願う温かさを持ち、教え諭す存在です。それぞれの教育現場で、教諭から次の教諭へと、その情熱のバトンを繋いでいきましょう。
 結びに、本会は今年度も奨学・研究助成・教育文化の各事業を柱に、教育振興事業を展開してまいります。今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。

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